台風20号（2014年）上陸の可能性は！？

台風20号「ヌーリ」の上陸の可能性があるかどうかを、米軍の気象情報と気象庁の最新情報を確認しました。


10月31日午後3時にフィリピンの東で発生した台風20号ですが、名前を「ヌーリ」といいます。

「ヌーリ」とはマレーシアの鸚鵡(おうむ)の意味だそうです。

台風２０号なのに、頭文字が19文字めの「Ｎ」ってどういうことでしょうか。

台風の命名に関しては、

世界の台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)の加盟国などから名前の提案があり、

予め準備されている名前から、順番に名づけられているそうです。


台風20号 アメリカ米軍の進路予想図 Joint Typhoon Warning Center (JTWC)
http://www.usno.navy.mil/JTWC/
http://www.usno.navy.mil/NOOC/nmfc-ph/RSS/jtwc/warnings/wp2014.gif



時間はGMTですので、+9時間してくださいね。


今年の台風は
13号　＝　8月7日発生
14号　＝　9月7日発生

でこの間の間隔が1ヶ月あり、
台風シーズンに、１か月も発生の間隔が空くのはなんと、57年ぶりのことだそうです。
さらに、

15号　＝　9月12日発生
16号　＝　9月17日発生
17号　＝　9月24日発生
18号　＝　9月29日発生
19号　＝　10月3日発生

と、ほぼ5日間のペースで連続して発生していました。
こんな感じで連続して台風が発生するのは７年ぶりとのこと。

そしてさらに、今回の20号については、

19号の発生以来、約１か月間、台風が発生していませんでしたね。

10月から11月上旬は、まだ台風シーズンということですが、

それにも関わらず、台風が１か月間も現れなかったのは、14年振りだそうです。
本当に異常気象は続いているような感じですね。


台風20号 気象庁の進路予想図
http://www.jma.go.jp/jp/typh/14205.html
http://www.jma.go.jp/jp/typh/images/zoom5/1420-00.png




さて、
その２０号の最新情報ですが、

日本列島が寒気に覆われていますが、南の海上からは台風が北上中です。

台風２０号は３日から５日にかけて北上し、６日頃からはやや東へ反れながら向きを変え、
７日には伊豆諸島付近を通過する予想です。

本州への上陸は今のところなさそうですが、十分暴風域に入ると思われますので、
注意が必要です。


出典tenki.jp


11月に台風が本土に接近するのは比較的珍しく、

1951年以降、11月に台風が本州に近づくのは3回目とのこと。


台風20号は平成26年11月04日00時45分現在、
中心気圧910hPaと非常に大型で猛烈な強さの台風に成長しています。

今後は北上とともに少しずつ、勢力は弱まると思われます。



2013年10月に伊豆大島に甚大な被害をもたらした台風26号と 同様のコースをたどる可能性もあります。 26号といえば、伊豆諸島で24時間の降水量が800ミリ超の大雨をもたらせた台風でした。

今回も注意が必要ですね。

---

スポンサーリンク

---

タグ：可能性 2014 台風２０号